学歴・資格
- 京都大学博士(工学)
- 京都大学工学修士、工学士
- ロンドン大学「建設法と仲裁」修士
- 1級土木施工管理技士
- 英国仲裁人協会フェロー(FCIArb)
- 英国土木学会フェロー(FICE)
- FIDICプレジデンツ・リスト・アジュディケータ
- FIDICプレジデンツ・リスト・アジュディケータ資格審査委員
名簿掲載
- FIDICプレジデンツ・リスト・アジュディケータ名簿
- シンガポール国際仲裁センター国際仲裁人名簿(SIAC)
- クアラルンプール仲裁センター仲裁人、調停人各名簿(Klrca)
- ベトナム国際仲裁センター国際仲裁人名簿(VIAC)
- 米国仲裁協会国際仲裁人名簿(AAA)
- 米国仲裁協会ディスピュート・レビュー・ボード名簿
- ディスピュート・ボード連盟ディスピュート・ボード、仲裁、調停各名簿
法学&紛争解決トレーニング
- Training Workshop: Successful Use of Dispute Boards under FIDIC MDB Harmonized Conditions for Construction, Dispute Resolution Board Foundation (DRBF), 5 - 6 May 2008, Cape Town, South Africa
- 仲裁人研修講座、日本仲裁人協会、2004年10月1日~2005年1月14日
- 調停人研修講座、日本仲裁人協会、2005年10月6日~同年12月1日
- FIDIC's Adjudication Training Workshop, ICE London, 7-8 December 2000
- Arbitration in Asia 21, Singapore, 17-18 November 2000
- APEC-ADR EEP 2000 Workshop, Bangkok, Thailand, 14-16 November 2000
- DRB Foundation 1st Annual Meeting Workshop, 1997
- ADR Seminar, Geneva, 12-13 November 1992
- AAA Arbitrator's Training, Asia Pacific Center, 1992
- 建設法及び仲裁修士課程、ロンドン大学、1989年~1991年(1992年修士授与)
職歴
- 1974年京都大学修士課程修了後、大成建設入社 入社4年目から海外現場赴任、工事係として施工管理(施工、コスト、品質、安全管理)を担当。10年目ぐらいから契約管理、クレーム交渉、紛争解決に携わる。
- 2000年大成建設を早期に退職し、大本俊彦 建設プロジェクト・コンサルタントを開業。契約管理・紛争解決に関するコンサルティングを行うとともに中立的紛争解決人(Neutral:仲裁人、調停人、ディスピュートボード・アジュディケータ)を生業とし、今日に至る。
- 2006年4月~2010年3月、京都大学経営管理大学院教授を務める。
- 2010年~現在、京都大学定年退職後、同大学において客員教授/特命教授として「契約管理と紛争解決」講座を続ける。
- 2010年~現在、一般財団法人港湾空港総合技術センター(SCOPE)において客員研究員を務める。
紛争解決
- 当事者として、契約・クレーム交渉や仲裁の経験が豊富。UNCTRAL、ICC、日本商事仲裁協会の仲裁規則を経験。
- 独立コンサルタントとして、発注者、請負者、プロセスプラント・エンジニアリング企業、製造業者、保険会社、公的融資機関(国際協力機構等)に対する契約管理・紛争解決に関するコンサルティング。
- 中立裁定者として、仲裁人、調停人、DBアジュディケータを務める。
専門領域
- 土木・建築・プロセスプラントプロジェクト全般
- 契約管理
- 紛争解決
- その他の産業における(IT、維持管理契約、ライセンス契約等)におけるDBアジュディケータのサービス提供
会員
- 日本土木学会フェロー(FJSCE)
- 日本コンサルティング・エンジニア協会正会員(AJCE)
- 英国土木学会フェロー(FICE)
- 米国土木学会正会員(MASCE)
- Dispute Resolution Board Foundation (DRBF)プロフェッショナル会員
- 英国仲裁人協会フェロー(FCIArb)
- Dispute Board Federationフェロー(FDBF)
- 日本仲裁人協会会員(JAA)
- 日本商事仲裁協会会員(JAA)
- 英国建設法協会会員(SCL, UK)
言語
- 日本語
- 英語
著作・出版
- Construction Contracts – Law and Management, Will Hughes and John Murdock, 2011著の翻訳(共訳)、ISBN978-4-7655-1787-4
- Dispute Board, 日刊建設新聞刊、 2010年、相模書房、ISBN978-4-7824-1005-9
- 建設請負契約の構造と紛争解決に関する理論的研究、京都大学博士論文、2002年
- A Comparative Study of British and Japanese Construction Contracts, 1992, ロンドン大学建設法と仲裁修士課程論文、のち1996年10月Construction Law Review, Volume 13, Part 4に掲載される。
- その他土木学会論文集などに論文多数あり。
講義など
- 2010年~現在、京都大学客員教授・特命教授「Contract Management and Dispute Resolution
- 2006年~2010年、京都大学教授、「Contract Management and Dispute Resolution
- 2002年~2006年、名古屋大学非常勤講師、「Risk Management
- 2002年~2005年、国土交通省国土交通大学校講師、「国際プロジェクトと契約管理」
- 2001年~2005年、名古屋工業大学非常勤講師、「リスク管理と紛争解決」
- 1994年~1999年、海外建設業協会講師、「Construction Contracts and Disputes
- その他諸大学、企業、官庁等において講義・講演
賞罰
Al Mathews Award

DRBF (Dispute Resolution Board Foundation)の創始者であるマシューズ氏に因んでディスピュート・ボードの発展、普及に顕著な貢献をした者に与えられる賞である。
大本俊彦はDRBFの活動の一環としてDB普及のために、アジア諸国行脚を実行したり、また、国際協力機構のプログラムの下で、アジア地域の途上国に対するDB普及、及びアジュディケータの育成にティームのリーダーとして成果を上げたりしたことなどが評価され受賞となった。